伊豆半島ジオパークの世界認定なるか？　2015年6月現地審査を想像してみました。

2015/06/12 2018/10/07

伊豆半島ジオパークの世界認定のための現地審査が下記の日程で行われました。

こんな感じでご案内したのかな？　という想像で、ジオガイド佐野がバーチャルで少～し、ご案内いたします。

【日程】平成27年6月9日（火）～6月11日（木）
【ルート】ほぼ伊豆半島を一周するコース。3日間。
【審査員】2名（＆通訳士2名）

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【平成27年6月9日（火）天候：小雨～曇り】1日目

まずは、伊豆半島ジオパークの全容をご覧ください～！
「おおっ！雨と霧だ・・・。看板しか見えない・・・。」（汗）
富士山を眺望できるビューポイント達磨山では霧がかかってしまいました！（ご案内：伊豆半島ジオパーク専任）
晴れているときの景色をもちろん写真でご案内したそうです。
こちらは、伊豆半島ジオパークのエリアの範囲をご案内するのにとても良いポイントなのです。伊豆半島の成り立ちをしっかりご案内しましたよ～。

（▲写真：戸田から見た富士山）　撮影者：ジオガイド佐野

西伊豆町の一色へ移動しましょう。（移動時間は60分かな）一色の枕状溶岩のポイントでは、保全活動をしている地元の方々の代表が熱い思いを語りました。
そして、地元高校生のフレッシュな保全活動＆地元愛が、審査員の心に響いたことでしょう。聞きたかった～。

枕状溶岩

西伊豆町の堂ヶ島へ移動しましょう。（移動時間は15分位）こちらでは、伊豆半島が海底火山だった証拠を地質から読み解くご案内を「英語」でガイド。珍しくて、美しい地形に興味津津。
もちろん、地形の成り立ちを知らなくても感動する美しいポイントなのです。今日は利用しませんでしたが、遊覧船もおすすめ。

（▲写真：堂ヶ島）

松崎町へ移動しましょう。（移動時間は10分位）松崎ビジターセンターでは、伊豆半島が南の海からやってきた証拠にもなる特異な化石をご紹介。地元の化石クラブが貴重な化石を専門家の先生方と一緒に守っていることをご案内。学術的活動をしてくださる専門家が伊豆半島ジオパークをバックアップしてしてくれることをご紹介しました。（担当ガイド：佐野）

松崎ビジターセンター

【平成27年6月10日（水）天候：晴れ、時々霧！？】

朝からジオの神様が降臨・・・。不思議な霧が海からやってきまして、ジェラシックパーク？キングコングの島？的な幻想風景。霧のかかる伊豆半島の海岸線をすすむクルージングはまさにアドベンチャ～！　ドキドキ！感120％！

南伊豆へ移動しましょう。クルージングで景勝地をめぐり、南伊豆ビジターセンターへ。

びっくりなお菓子「ジオガシ」におどろき！溶岩に似せたお菓子や、地層そっくりなお菓子に驚嘆！おもしろすぎる～！南伊豆。

（▲写真：ジオ菓子）

下田へ移動しましょう。黒船来航の歴史やペリーロードで歴史文学♪　ちょっと休憩。♪

河津七滝へ移動しましょう。（移動時間は40分くらいかな）
アンビリ～バボ～！美しい景観＆ウォークです♪
川端康成の文学「伊豆の踊子」もご紹介しながら、涼しい渓流を歩きましょう。全部歩きたいけど・・・。時間も限られていますからね。

七滝

【平成27年6月11日（木）天候：曇り時々小雨】

最終日です。

ちょっと予定を変更して、ジオパークの事務局や運営拠点のご案内をしたそうです。全体像をご案内するのは、重要ですね。

城ヶ崎海岸へ移動しましょう！美しい海岸線は絶景～！
「吊り橋」ってドキドキするよね～。ここでも、伊豆ならではの自然や植物、地形をジオガイドさんが「英語」でご案内しました！　なるほど・・・。通訳さんの休憩時間か？
伊豆LOVEな、すばらしいご案内に、すっかりフレンドリー♪

伊豆高原のビジターセンターにも立ち寄っていただきましょう！
旅人の行き交うステーションへの展示は、立地もOK。ローカルな電車も楽しいですよね。
ジオ火山実験もやってみましょう！　わかりやすく、子供たちにガイドがご案内。

バラエティ豊かなメニューで、伊豆半島の地質、歴史、文化、教育、観光、自然を楽しんでいただけたのではないでしょうか？

以上は、現地審査の様子を「想像して」ご案内いたしました。

※当日の審査では、各エリアのすばらしい個性豊かなジオガイドが活　　　躍しました。

※行政、民間、伊豆半島が一つになって活動しました。

※実際のルートとは異なるかもしれません。ご了承ください。

※伊豆半島ジオパークの見どころは、もっとたくさんございます。皆様のお越しをお待ちしております。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました！！

西伊豆松崎温泉　旅館「御宿しんしま」

Tel:0558-42-0236

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タップすると直接電話できます。

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おまけ

【世界ジオパークになるまで・・・経過が分かる！　WEB記事のご紹介】

■日本経済新聞　（世界ジオパークへ推薦決定の記事2014年8月）
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76297400Y4A820C1L61000/

～世界ジオパークの審査は１カ国当たり年間２地域どまりだ。現在申請中の「阿蘇」が９月の世界大会で世界ジオパークに認定されるか落選すれば、同協議会は12月に世界ジオパークネットワークに伊豆半島の申請書を提出。来年９月ごろの世界大会で認定可否が決まる。

阿蘇が世界大会で継続審査となった場合はアポイ岳の推薦が優先され、伊豆半島の世界ジオパーク認定は早くて2016年となる見通しだ。～

■中日新聞　（伊豆半島ジオパークの世界認定の可否、現地審査の記事2015年6月）　http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20150610/CK2015061002000094.html

～＜世界ジオパーク＞　重要な地質を保全するとともに、教育や防災、観光に活用することで地域の持続的発展を目的とした「大地の公園」。国連教育科学文化機関（ユネスコ）が支援しており、２００４年に設立した世界ジオパークネットワーク（ＧＧＮ、本部・パリ）が審査する。地域住民が積極的に関わっていることが重視される。

■静岡新聞　（伊豆半島ジオパークの審査終了。現地審査の手ごたえ2015年6月）
http://www.at-s.com/news/detail/1174204258.html

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西伊豆松崎温泉　旅館　御宿しんしま

こんにちは。御宿しんしまのsanoです。都内ホテルの洋食料理人を経て現在は宿で腕を振るっております。美味しいお料理をたくさんお召し上がりいただくことが生きがい。伊豆半島の珍しい化石を見つけたり、専門家の先生方のお手伝いをしながら、日々伊豆半島の魅力を伝えるジオガイドとして活動中です。 ※永遠のパソコン初級者。誤字脱字ご容赦ください。