景色の向こうを見に行く旅
2012年9月24日、伊豆半島ジオパークが日本ジオパークに認定されました。
ジオパークとは、地質学や地球科学から見て特別に重要で貴重な、あるいは美しい地質遺産を含む一種の自然公園を示します。
地質や地形は、地球の歴史を物語っているだけでなく、人の暮らしや文化に直接結びついています。
この大地の営みをひとつの遺産として学び、保護と活用を図り、楽しむのがジオパークです。
ここ西伊豆にも、様々なジオパーク構想エリアがあります。 御宿しんしまには、西伊豆エリアのジオガイドが居ます。

堂ヶ島・仁科港
浮島海岸 / 堂ヶ島岸南 / 沢田公園付近

伊豆の海底火山時代の痕跡を美しい地層や景観から知ることのできるサイトです。
世界的にもまれな海底火山の美しく多様な地層断面が観察できます。

仁科川・宝蔵院
一色

海底火山から噴出した枕状溶岩や水底土石流の地層が見られます。
これらは伊豆最古の地層である仁科層群(2000万〜1500万年前)の一部です。
また、火山灰が一団となって海底をなだれ下った乱泥流(らんでいりゅう)の地層(1400万年前)や、
南洋の化石を含む石灰岩や石灰質砂岩の地層も見ることができます。

岩部・石部・雲見・爪木崎
室岩洞 / 烏帽子山 / 千貫門 / 俵磯

伊豆半島が海底火山だった時代に作られた火山灰や海底溶岩流の地層を見ることができます。
また、地下からのマグマの通り道である火山の根が作るダイナミックな地形も魅力的です。


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