松崎は水の都？

こんにちは。松崎温泉　御宿しんしまのsanoです。今日はパラパラっと雨が来ましたね。これから本降りになりますかね。 少しお湿りも欲しかったので、恵みの雨になります♪ さて！昨日ですが、カメラを片手に松崎の町をぶらぶらしながら歩いてみました。 手前みそになりますが、落ち着いていていい町ですね。 まるで昭和の時代が止まって仕舞っているかのような感覚に陥ります！ 懐かしい。そんな言葉がピッタリな町です！ 今回はもう少しだけ古い「明治時代の建物」を切り取っていましたら、面白いものが沢山有りましたよ！ まずはこちらの瓦！この模様はよく見ますよね。そうです！雷様の模様です！どうも「雲」を表しているそうです。

カワラ１

そしてこれ「うだつ」と言います。そうです！「うだつが上がらない」に使われている「うだつ」です。 ここにも雲があしらわています。

うだつ１

この模様なんに見えます？「鍵！」と答えた方がいましたが、似てますね。 こたえは「纏」なんです。

模様

こちらには「うず」

うだつ２

こちらは「水草」

うだつ３

ここには「龍」ですね♪

うだつの龍

もうカンのいい人は解ってしまいましたかね、そうです！全部「水を連想させる物」なんですね♪

この模様なんて、水をカッコよく書いてありますものねぇ～センスいいです！

カワラ２

もっと直接的に「水」を書いて有る瓦が実は沢山ありまして、ここに松崎に住んでいた人の願いが込められています。

カワラ３

先のブログでも書きましたが、この土地は度々大火事にやられていまして。

特に酷かったのが約４００年前の、豊臣秀吉の小田原攻めの際に駐屯していた尖兵の出した「焚き火の不始末」だったといわれていまして。

殆ど町が無くなったといわれています。

カワラ４

ですから、この土地の人はとにかく火事が怖いんです！どれほど怖かったかを物語るのもので、隣の集落が名前を「石火・いしび」から「石部・いしぶ」に代えて仕舞ったくらい怖かったみたいです。

でもそのお陰で「火に強い建物が欲しい」そう思った人々は、お城を作る技術だった「漆喰」を活用して綺麗な町並みを残してくれたんですね♪

カワラ５

お金持ちの人はやはり少し凝っていまして。見えないような屋根の上にも粋なうず潮なんて作っています。

カワラ６

こんな瓦欲しくなりますよね♪( *´艸｀)

何気なく見ている建物ですが、実は色々の想いや願いが込められているんですね♪

どうです？カメラ片手にいらしてみませんか！カメラの望遠レンズを活用しますと、新しい世界が見えて来るかもしれませんよ？

おまちしてますね♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました！！

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こんにちは。 御宿しんしまのsanoです。 都内ホテルの洋食料理人を経て現在は宿で腕を振るっております。 美味しいお料理をたくさんお召し上がりいただくことが生きがい。 伊豆半島の珍しい化石を見つけたり、専門家の先生方のお手伝いをしながら、日々伊豆半島の魅力を伝えるジオガイドとして活動中です。 ※永遠のパソコン初級者。誤字脱字ご容赦ください。

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