やばいぞ！龍爪神社！！
こんばんは。松崎温泉 御宿しんしまのsanoです。
なんだか初夏みたいな陽気でしたね！
今日はこの間の小杉原に有りますもう一つの神社「龍爪神社」を紹介いたします。
入口にはこんな石碑が。「龍爪神社登山口」この言葉をもっとしっかりと読んでおくべきでした。(; ･`д･´)
龍爪神社入口
ほどなく登りますと鳥居が現れます。
鳥居
なかなか味の有る鳥居です。
鳥居２
そこから登っていくのですが、道があまり良くありません！整備をしていませんので落ち葉でふかふかになっていて歩きずらいです。
そこから見下ろすとこんな景色が広がります。
でも、肝心のお社が見えてきません。
鳥居を少し登った景色
そうしますとどんどん道が険しくなっていきます。
山道
これは道なのか？！この石の上を歩くのですが両端は断崖です。(ノД`)・゜・。
本当にやばい所はここから始まるのですが、あまりの危機感にカメラで撮影するのを忘れていました。(ΦωΦ)
山道？
命からがら登りますといきなり広場が拡がります。
なんでもこの神社は西南戦争以降お参りしていた小杉原集落より戦死者が出なかったため「弾除けの神様」として大変信仰されていて賑わっていたそうです。
そして戦前は例祭日（4月17日と10月17日）にこの広場で「鉄砲の的射ち」が行われていたそうです。
当時銃弾は自作していたので、この時使う火薬は「龍爪さんでつかう」といえば特別に買うことが出来たと伝わっています。
ここが面白いところでして、この小杉原近辺では「鉱山」をやっていた記録もあるんです。もしかしたら火薬も作っていた？ロマンは広がりますね♪
広場
さて！階段の上がお社です。
階段
こちらが「龍爪神社」です。
龍爪神社
中の本殿はこんな感じです。
本殿
中に鉄製の鳥居がお供えしてありました。
鉄製鳥居
表に一つ落ちていましたね。
鉄製鳥居２
そしてこの木に彫られている文字です、昭和４８年ですかね。
記憶
こちらは1964年でしょうか、誰かの記憶ですね。
記憶２
予備知識を持たないで行ってしまい大変なことになりましたが、麓から見たこの尖った山のてっぺん236メートルに神社が有りました。(◎_◎;)
こりゃ～大変なわけだ。
このやまのってっぺん
なかなかお勧めすることも出来ない場所ですが、伊豆の秘境と思ってチャレンジしてみてください！
★・‥…━━━━━━━━━━━━━━━…‥★
最後までお読みいただき、ありがとうございました！！
伊豆半島ジオパーク ～ジオガイドのいる宿～
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Comment
貴重な思い出をありがとうございます。
稲生沢からですと、片道2時間以上かかりますでしょうか？ しかも峠ですね。
お父さんの祈る気持ちを考えますと、胸が熱くなります。親の子を思う愛情は計り知れません。
命と引き換えに…。という願いが受け入れられたのか天命なのかわかりませんが、
戦地から無事に戻ることが出来たことと、お父さんの願いがかなったことは、良かったのではないかと思います。
根本は、戦争をしてはいけないということですよね。誰の指示にかかわらず。