あさドラ「なつぞら」でおんじに語られた晩成社

こんばんは。松崎温泉　御宿しんしまのsanoです。

第１００回目のあさドラとし注目を集めております鈴木すずさん主演の「なつぞら」毎回楽しみにしております。

十勝を舞台に少女時代が語られています、その中でも一際輝きを放っているのが「おんじ」こと草刈正雄さんの渋い演技ですね！

毎回ウルウルしながらみております。

草刈正雄さん

それに皆さん演技が上手い！！

素晴らしいですね♪

なっちゃん

本日放送の回でおんじの過去が語られました。

18歳の時に単身で北海道にきて開拓をした。

でも火山質の土壌は作付けには適さず苦労をした。

その時に訪ねていき教えを受けてのが先に入植していた「晩成社」の方々で牛飼いを勧められた。

其の晩成社はバッターを作っていて、それを食べた時「新しい時代が来ている！何としても行き抜き！世界一のバターを造りたい！」そう思ったそうです。

そこで語られた「晩成社」実際にあった話でして私の住んでいる松崎のとてもゆかりのあるものです。

バター作りについて語るシーン

それこそが松崎出身の「依田勉三」その人になります。

依田勉三

詳しい内容はこちらに有りますので割愛しますが明治16年に北海道十勝の開拓のため入植いたしました。

プロフィール

その時の27人の家族です。
民間として開拓に行っていますので物凄い覚悟だったことでしょう。

晩成社

しかしながら本当に荒れたた土地で作付けには苦労をし壮絶な生活だったみたいです。

それでもめげずに牧場を始めて、酪農も来ない始めます！！

ここが凄いところです。

牧場

しかも！！

そこで止まらず！バター作りも始めます！！

晩成社で使っていた机

しかしながら。。。何といいましても時代はまだ明治です。民間にバターなどは出回っておりませんでしたので産業としては失敗をしてしまいます。

時代がおいついっていかなかったわけですね。

事業としては完全に頓挫してしまいますが、このチャレンジが後の北海道産業の礎となっていきます！

たぶん「なつぞら」の中でもそんなことが語られていくと思われます。

当時の写真

そうそう！「帯広」と名付けたのは実は勉三さんなんですよ！
ですので北海道のほうが名前が知られているそうです♪

また、北海道の老舗のお菓子屋さん「六花亭」のマルセイバターサンド。私も大好きなお菓子ですが、マルセイとは○の中に成の文字が入っている晩成社の事でして、ここで造られていたバターの作り方を復刻して使用しているとか！

ですのでよくみますとパッケージには「依田牧場製」なんて書いてあります。

その時のバターの包みを柄につかっているんです。

マルセイバターサンド

73歳の生涯を帯広で全うした勉三さんですが、ちゃんと生家が残っております。

それが大沢に有ります「旧依田邸」です。

旧依田家中庭

松崎が誇る大富豪「依田家」の本宅になりまして築400年を数える大きな邸宅です。

旧依田家入り口

昔は敷地ももっと大きかったそうです。

門

また、ここから8キロくらい下流には「依田家」の商社「中瀬邸」があります。

こちらは呉服屋をメインに保険・海運・いぐさ・草履等々色々なものを扱う総合商社として経営をしていました。

中瀬邸

ここで才覚を発揮していたのが勉三さんのお兄さんにあたります「依田佐二平」です。

番台

依田家の本当の功績はまだまだあるのですが。。。

蔵

また書きますね♪

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最後までお読みいただき、ありがとうございました！！
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こんにちは。 御宿しんしまのsanoです。 都内ホテルの洋食料理人を経て現在は宿で腕を振るっております。 美味しいお料理をたくさんお召し上がりいただくことが生きがい。 伊豆半島の珍しい化石を見つけたり、専門家の先生方のお手伝いをしながら、日々伊豆半島の魅力を伝えるジオガイドとして活動中です。 ※永遠のパソコン初級者。誤字脱字ご容赦ください。

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